貴金属 | 2019年01月24日 07:18 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、横ばい=株失速で買い直し(23日)

 23日の金現物相場は、序盤に売りが優勢となったが、底堅さを維持した。地政学的、経済的な不透明さへの懸念を背景に株式相場が上げ幅を縮小する中、安全資産としての金買いが加速した。  金現物は一時、1オンス=1278ドルまで下げたが、米東部時間午後2時01分(1901GMT)時点では、変わらずの1283.43ドル。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月2月きりはほぼ横ばいで、清算値は0.60ドル高の1284.00ドルだった。  USグローバル・インベスターズのヘッド・トレーダー、マイケル・マトーセク氏は「金相場の強さは軟調な株式相場が続いているためだ。投資家らは安全資産としての金に向かい始めている」と述べた。  序盤、世界的な株安は落ち着いたが、一時的だった。一部のさえない米企業決算を受け、米政治の先行きや世界経済の減速に対する不安感が強まると、世界の株式指数はマイナス圏に転じた。  中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長が米国の対イラン制裁に違反した疑いで逮捕された問題で、米政府が孟氏の身柄引き渡しをカナダに正式要請する方針を決めたことも、米中貿易協議に悪影響を及ぼすとの警戒感を強めた。  ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、顧客向けノートで「投資家らが市場の混乱や景気後退の可能性、広がりつつある弱地合いからの防衛策として、安全資産買いとポートフォリオの多様化を改めて行っていることが金相場の支援材料だ」と指摘した。ドル指数が下落したことも金買いを促した。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 66.3 -0.37
NYMEX金先物 4月限 1269.3 -1
NYMEXプラチナ先物 7月限 893.8 -1
NYMEXガソリン 4月限 2.1316 -0.0266
WTI ・・・ 66.19 +0
シカゴコーン ・・・ 351.25 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 862 +3
シカゴコーヒー ・・・ 91.5 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0