貴金属 | 2019年02月28日 07:01 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、下落=米中早期合意期待後退でドル強含む(27日)

 27日の金現物相場は下落。一時は約2週間ぶりの安値を付けた。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の発言を受け、米中貿易摩擦が速やかに解決するとの期待が後退し、ドルがやや回復したのが背景。  金現物は米東部時間午後2時13分(1912GMT)時点で、0.8%安の1オンス=1318.64ドル。一時は2月15日以来の安値となる1316.43ドルを付けた。  ニューヨーク金先物4月きりの清算値は0.5%安の1321.20ドル。  ライトハイザーUSTR代表が、中国との貿易問題は同国が提示した米国産品の輸入拡大で解決するようなものでなく、それよりもはるかに深刻であるとの認識を示したのを受け、ドル指数は安全資産を求めての買いに0.2%上昇した。  キッコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ウィックオフ氏は「ドルは日中高値に動き、それが金相場を圧迫した。また、最近の上昇を受けた利益確定売りも見られる」と語った。  金は先週、10カ月超ぶりの高値を付け、1年半超ぶりの安値に沈んだ2018年8月半ば以来、約15%上昇している。  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が26日、上院銀行委員会での証言で、政策金利の変更について判断を急がない考えを改めて示したことが、金を支えている。  ディロン・ゲージ・メタルズの投資サービス担当執行副社長、ウォルター・ペホウィッチ氏は「FRBが将来の利上げの必要性を忍耐強く見極める姿勢を示したのは、金の投資家に相場の上昇余地がまだあるとの自信を与える」と説明した。投資家は報復攻撃を繰り返すインドとパキスタンの対立も注視している。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.78 -0.16
NYMEX金先物 10月限 1488.2 +1.7
NYMEXプラチナ先物 11月限 894 -0.3
NYMEXガソリン 10月限 1.623 -0.0047
WTI ・・・ 53.7 +0
シカゴコーン ・・・ 391 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 934 +4.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0