貴金属 | 2019年04月23日 16:10 JST

〔インサイト〕金現物、軟化=米イラン制裁強化も株高が圧迫(23日)

 欧州時間23日朝の金現物相場は下落している。株高が投資家のリスク選好意欲を強めたことが背景。米国がイラン産原油禁輸の制裁に関し、一部の国・地域への適用除外の終了を発表したことが金の支援材料になったが、株高に相殺された形。  金現物は0557GMT(日本時間午後2時57分)時点で0.2%安の1オンス=1272.66ドル。  CMCマーケッツ(シンガポール)のアナリスト、マーガレット・ヤング氏は「株式市場の上昇が続く中で、金はオンス当たり1274~1275ドルの水準付近で短期の底を探そうとしている」と述べた。  アジア株は先週付けた9カ月ぶり高値に向けて小幅上昇している。22日の米株価は、ほぼ横ばい。S&P500種株価指数は昨年9月に記録した史上最高値を約1%下回る水準につけている。  株高は金の魅力を弱め、金は2月に付けた年初来高値を5%超下回っている。  米国と中国でそれぞれ経済指標が予想を上回ったことも、急激な世界景気減速への投資家の懸念を和らげた。  OANDAのシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏によると、米国が対イラン制裁の適用除外を22日に解除するなど、両国の地政学的緊張の高まりが原油相場を押し上げ、金価格も下支えた。  ハレー氏はその一方で「この原油価格上昇は金をとりまく全般的な投資家心理を変えるには不十分だ。金は、ドル高や株価といった他の要素が相場を下押しするまでは、足踏みしているようだ」と語った。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.3 +0.44
NYMEX金先物 7月限 1426.1 +10.1
NYMEXプラチナ先物 8月限 845.2 +12.8
NYMEXガソリン 7月限 1.8342 +0.0133
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 424.5 +7.5
シカゴ大豆 ・・・ 881.25 +19.75
シカゴコーヒー ・・・ 107.1 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0