貴金属 | 2019年07月09日 16:45 JST

〔インサイト〕金現物、下落=ドル高で(9日)

 欧州時間9日朝の金現物相場は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退したことを受けて、ドルが3週間ぶりの高値近くで推移した。ただ、株安傾向を受け下値は限られた。  金現物は0608GMT(日本時間午後3時8分)時点で、0.2%安の1オンス=1329.64ドル。  フィリップ・フューチャーズのアナリスト、ベンジャミン・ルー氏は「金相場の下落の主因は、米利下げ見通しの後退と債券利回りの回復だ。市場は引き続き、25ベーシスポイント(bp)の米利下げを織り込んでいるものの、地合いは悪くなっており、ドルは回復している」と述べた。  ドル指数は9日、3週間ぶりの高値付近を推移した。米国債利回りは、1カ月超ぶりに横ばい。投資家は、7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが利下げを行うとの見通しを後退させた。  CMEグループのフェドウオッチによると、1週間前、市場に織り込まれた25bpの利下げ確率は80.1%で、50bpの利下げについては19.9%だった。現在の利下げ確率は、それぞれ98%、2%になっている。先週発表された強い内容だった6月の米雇用統計を受けて、利下げ期待は後退した。  一方で、低調な株価によって金相場の下値は限られた。アジアの市場は2週間半ぶりの安値だった。  市場参加者は現在、利下げに関する手掛かりを得るため、10~11日の2日間の日程で行われるパウエルFRB議長の議会証言を待っている。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 59.58 -0.16
NYMEX金先物 7月限 1411.4 -6.3
NYMEXプラチナ先物 7月限 839.5 +5.2
NYMEXガソリン 7月限 1.9303 +0.0078
WTI ・・・ 59.27 +0
シカゴコーン ・・・ 441 -10.75
シカゴ大豆 ・・・ 901.75 -15.75
シカゴコーヒー ・・・ 108.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0