貴金属 | 2019年07月12日 07:01 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、下落=米CPIの予想外の大幅上昇受け(11日)

 11日の金現物相場は1%下落した。一時は上昇したものの、値を消した。米国の消費者物価指数(CPI)が予想より高い上昇を示したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想されているほど積極的に利下げを行うかについて疑念が生じたことを受けた。  金現物は米東部時間午後1時半(1730GMT)時点で1%安の1オンス=1404.40ドル。11日発表された米CPI統計で、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数が約1年半ぶりの高い上昇率だった後を受けて、金は15ドル近く値下がりした。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は0.4%安の1406.70ドル。  金現物は一時は1週間ぶり高値の1426ドルを付けた。  TIAAバンクの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「市場はきょうのインフレ統計を見た。きょう相場は後退を始めた、なぜならこの指標は追加利下げの必要性に異議を申し立てる内容だったからだ」と説明し、下落を反射的な反応と形容した。  同氏はこの日の動きについて「前日の上昇がもしかしたらやや急だったかもしれず、それを受けた調整にすぎない。しかし金はまだ1400ドル超の水準をきれいに維持しており、今後も引き続き1400ドル超で推移しそうだ」と語った。  金現物は10日に、パウエルFRB議長のハト派的な発言を材料に1.5%上昇した。議長は、米経済が予想を下回る製造業活動、落ち着いたインフレ、そして貿易戦争の脅威に依然直面していると認めた上で、FRBは「適切に行動する」用意ができていると述べた。この証言がドルを圧迫。ドル指数は2日連続でおおむね小動きだった。  FRBは7月30、31日の両日に次の政策会合を開く。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 58.13 +0.72
NYMEX金先物 9月限 1498.4 +4.6
NYMEXプラチナ先物 10月限 942.4 +1.4
NYMEXガソリン 9月限 1.7007 -0.0004
WTI ・・・ 58.14 +0
シカゴコーン ・・・ 372.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 893 -5.5
シカゴコーヒー ・・・ 98.3 -0.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0