貴金属 | 2019年10月10日 08:02 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、上伸=貿易合意めぐる期待が上昇抑制(9日)

 9日の金現物相場は上伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が先月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した後、追加利下げ期待が広がった。ただ、米国と中国が貿易協議で合意することへの期待感からリスク地合いが高まり、金相場の上昇を抑制した。  金現物は米東部時間午後2時10分(1810GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1507.52ドル。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月の清算値は、0.6%高の1512.80ドルだった。  FRBのパウエル議長は8日、「準備高の供給量を増やす方針を近く発表する」と述べ、世界経済のリスク回避を図る追加利下げに含みを残した。また、この日公表された9月のFOMC議事要旨では、追加利下げが必要との見方を大方の参加者が支持したことが明らかになった。  ハイ・リッジ・フューチャーズの金属取引ディレクター、デービッド・ミーガー氏は「ありていに言えば、FRBは市場に著しい量の流動性を供給しつつある。これが金価格がきょう上昇した理由だ」と分析した。  こうした中、報道を受けて浮上した米中貿易協議進展への期待は株価の上昇要因になり、金価格の上昇を抑制した。ミーガー氏は「貿易(協議)面では、確かにいくらかの期待がある。ただ、部分的であっても実際に合意に達する可能性はしょせん小さい」と指摘した。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.78 -0.06
NYMEX金先物 10月限 1488.2 -0.4
NYMEXプラチナ先物 11月限 894 -0.3
NYMEXガソリン 10月限 1.623 -0.0056
WTI ・・・ 53.7 +0
シカゴコーン ・・・ 391 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 934 +5
シカゴコーヒー ・・・ 95.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0