貴金属 | 2019年10月11日 15:27 JST

〔週間見通し〕NY金、米中協議の結果が方向感を左右=第一商品・村上氏

 村上孝一・第一商品貴金属アナリスト=来週のニューヨーク金先物相場は、10日にワシントンで再開した米中両国の閣僚級貿易協議の結果が方向感を左右するとみられる。中心限月の想定レンジは1オンス=1460~1550ドル。  米中が協議で互いに譲歩し、何らかの部分合意に至れば、投資家のリスク選好が強まり、NY金相場は売られるだろう。ただ、トランプ米政権が求める中国の抜本的な構造改革が先送りされた場合、米中摩擦は続くことになるため、大幅な下落にはならない見込み。  一方、協議が物別れに終わり、米国による追加的な制裁関税が予定通り15日に発動されれば、リスク回避の動きが勝り、NY金相場の押し上げ要因になるとみている。  このほか、来週は米主要経済指標が相次いで発表され、10月のNY州製造業景況指数(15日)、9月の小売売上高(16日)や住宅着工件数(17日)などが注目される。中国では、7~9月期のGDP(18日)などが予定されている。特に米国は10月末に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、指標が市場予想を下回る低調な数字になれば、追加利下げ観測が高まりそうだ。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.77 +1.16
NYMEX金先物 11月限 1471.8 -2.7
NYMEXプラチナ先物 12月限 881.1 +12
NYMEXガソリン 11月限 1.6158 +0.0226
WTI ・・・ 56.52 +0
シカゴコーン ・・・ 375.75 -5
シカゴ大豆 ・・・ 916.75 +1.25
シカゴコーヒー ・・・ 106.6 -1.45
CRB商品指数 ポイント 0 +0