貴金属 | 2019年11月08日 12:39 JST

〔週間見通し〕NY金、米中貿易問題を引き続き注視=フジトミ・青山氏

 青山真吾・フジトミ法人部部長=今週のニューヨーク金先物相場は、米中貿易協議が進展するとの期待を背景に投資家のリスク選好姿勢が強まり、大きく下落した。来週も両国の貿易問題に関連した動きが引き続き注視され、相場の手掛かり材料になるとみられる。中心限月の想定レンジは1オンス=1455~1510ドル。  中国政府は、米中が追加関税を段階的に撤廃することで一致したと発表したものの、トランプ米政権内では反対意見もあると報じられている。追加関税の取り消しで完全に合意したわけではなく、過度な楽観は避けるべきだ。トランプ氏はこれまでも、合意目前の交渉を白紙に戻したことがある。状況次第で、NY金相場は今週の下落分を取り戻すような展開も考えられる。  このほか、金ETF(上場投資信託)の残高も注目している。世界最大の金ETF「SPDRゴールド・シェア」の現物保有高は7日時点で914.38トンと、直近のピーク水準から大きく減っていない。金ETFの残高が大幅減少しない限り、金相場が大きく崩れることはないとみている。  13~14日には、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による議会証言が予定されている。10月末に米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了したばかりであり、FRBの方針を再確認する内容になりそうだ。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 58.58 -0.39
NYMEX金先物 12月限 1463.6 +0.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 917.5 -8.1
NYMEXガソリン 11月限 1.7044 -0.0032
WTI ・・・ 58.31 +0
シカゴコーン ・・・ 368.5 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 901 +0.25
シカゴコーヒー ・・・ 115.25 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0