ゴム | 2017年08月04日 12:15 JST

〔週間見通し〕東京ゴム、上昇する可能性高まる=サンワード貿易・松永氏

 松永英嗣・サンワード貿易アナリスト=来週の東京ゴム相場は、上振れに分があるとみている。タイの現物価格が堅調地合いを維持していることが、支援になりそうだ。先ぎりの予想レンジは、200~210円。  上海・東京の両消費地相場は、7月末に急落した。上海が限月交代によるさや滑りで下落したことを映し、東京も水準を切り下げた。これまでは、現物価格は消費地相場の動きに準じていた。しかし、タイのRSS3号オファー価格を見ると、31日から176セントで横ばい。なびくことはなかった。  176セントを円換算すると、約194円。船積みコスト分5円を足すと199円となる。東京ゴムが急落後、先ぎりが200円で下げ渋る要因になっていると見て取れる。  現物価格も、消費地相場の下落とは逆に、上昇している。これは、実需に強材料が出てきたことが背景にあるようだ。  先日、タイでビジネスイベントが開催され、26カ国から100人以上のゴム業者が集まったようだ。このイベント中に、ゴムの販売量は30万トン以上にのぼり、販売金額は約150億バーツだったという。主に中国、韓国、欧米、中東のタイヤメーカーが買い付けたと聞いている。メーカーは、将来的な価格上昇を見込んでいる時にしか購入しない。現物価格のじり高基調は、こうした実需の予想以上の好調さを映しているのではないか。  消費地相場も、これ以上売っても仕方ないとなりそうだ。また、来週は中国の7月新車販売が発表される予定で、6月に続き良好な結果が出た場合、ゴム相場にとって支援材料になる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 48.41 -0.04
NYMEX金先物 8月限 1288.9 -1.5
NYMEXプラチナ先物 10月限 980.9 +1
NYMEXガソリン 8月限 1.6189 +0.0096
WTI ・・・ 48.4 +0
シカゴコーン ・・・ 342 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 935 +2.75
シカゴコーヒー ・・・ 126.25 +0
CRB商品指数 ポイント 176.7275 +0